【韓国語入門】韓国語の読み方はやさしい!ハングルの発音がカギ!

韓国語コラム 한국어칼럼

こんにちは!今日は「韓国語の読み方」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

これから韓国語を勉強しようと思っている方、ハングルを見ると「記号みたいで難しそう…」と感じていませんか?
でも実は、韓国語は世界でもトップクラスに“やさしい”言語なんです!
その理由、そして覚えるときのポイントを一緒に見ていきましょう。


1.韓国語の読み方はやさしい!

まず最初にお伝えしたいことは、
**「韓国語はとても読みやすい言語」**だということです。

その理由は、韓国語の文字であるハングルが「国民のため」に作られた文字だから。

韓国語の文字「ハングル」は、今から約580年前、朝鮮王朝の第4代王・世宗(セジョン)大王によって作られました。
当時、韓国では中国から伝わった漢字を使っていましたが、漢字は非常に複雑で、学べるのは一部の上流階級の人だけ。
農民や庶民たちは、日常生活の中で自分の思いや考えを文字で表すことができませんでした。

そこで世宗大王は、「すべての民が読み書きできるように」
という思いを込めて、新しい文字を作ることを決意します。

こうして完成したのが、私たちが今「ハングル」と呼んでいる文字です。
その時、王様はこう宣言しました。

この文字は、誰でも一晩で覚えることができる。

この言葉からもわかるように、ハングルはシンプルで理にかなった仕組みを持っています。
実際、ハングルは世界的にも「最も科学的な文字」と称賛されています。

つまり、「韓国語の読み方が難しそう」というのは先入観にすぎません。
正しい順序で覚えていけば、誰でも必ず読めるようになります!


2.ハングルの読み方は“発音”がカギ!

次に、ハングルを読むときに一番大事なポイントをお話しします。

それは、**「発音」**です。

ハングルは、アルファベットと同じように「音」を表す文字です。
それぞれの記号(文字)には、必ず決まった発音があります。

ハングルの基本構造

ハングルは、大きく3つのパーツで構成されます。

  • 子音(シウン)
  • 母音(モウム)
  • パッチム(終わりの子音)

たとえば「가(カ)」という文字を見てみましょう。

  • 「ㄱ」=子音(k/g音)
  • 「ㅏ」=母音(a音)

これを組み合わせて、「가(カ)」と読みます。
とてもシンプルですよね!

さらに、最後にパッチム(終わりの子音)が付くと、また少し読み方が変わります。

例えば:

  • 감(カム) 柿
    • 「ㄱ」(k)+「ㅏ」(a)+「ㅁ」(m)

このように、**子音+母音+(パッチム)**でできたブロックを順番に読めばOK!


3.発音に気を付けるポイント3つ

ハングルの読み方をマスターするためには、正確な発音を意識することがとても大切です。

ここでは、特に初心者が注意すべき3つのポイントを紹介します。

(1)激音・濃音に注意!

韓国語には、普通の子音だけでなく、「強い音(激音)」や「さらに強い音(濃音)」があります。

たとえば、

  • ㄱ(k/g音) → ㅋ(k音:息を強く出す)
  • ㄷ(t/d音) → ㅌ(t音:息を強く出す)
  • ㅂ(p/b音) → ㅍ(p音:息を強く出す)

さらに、濃音になると、

  • ㄲ(kk)
  • ㄸ(tt)
  • ㅃ(pp)

など、ぐっと力を入れて発音する音も出てきます。

日本語にはない感覚なので最初は難しく感じるかもしれませんが、練習すれば必ず慣れます!

(2)パッチムの発音に気をつけよう

ハングルの特徴のひとつが、「パッチム」の存在です。
パッチムとは、文字の最後に来る子音のこと。

たとえば、

  • 밥(パプ)(ご飯)

この「ㅂ」がパッチムになっています。

パッチムの発音は少し弱めに、はっきりとは言い切らない感じで発音するのがコツ。
日本語のように明確に「プ」と言わず、「パッ」と軽く止めるようなイメージで発音しましょう。

(3)リエゾン(音の連結)を意識しよう

韓国語では、文章の中で単語と単語が続くときに音がつながることがあります。
これを「リエゾン」といいます。

たとえば:

  • 한국어(ハングゴ) → [한구거]

このように、自然に音が変わることがよくあります。

慣れないうちは「どうして発音が違うの?」と戸惑うかもしれませんが、
聞き取りの練習を重ねるうちに、自然と耳も口も慣れていきます。


4.まとめ:ハングルはコツを押さえれば怖くない!

ここまで、韓国語の読み方、ハングルの特徴についてお話してきました。

まとめると、

  • 韓国語は、国民のために作られた「やさしい文字」だから、誰でも読めるようになる!
  • ハングルの読み方では、発音をしっかり押さえることが大事
  • 特に「激音・濃音」「パッチム」「リエゾン」のポイントに注意!

これらを意識しながら学習を進めていけば、必ずハングルが読めるようになります。

最初はとまどうかもしれませんが、毎日コツコツ練習することで、
**「あ、読める!」「わかる!」**という感動を味わうことができますよ。

そして、一度読み方をマスターしてしまえば、そこから韓国語の世界がぐっと広がります。
歌の歌詞、ドラマのセリフ、旅行中の看板…
目にするすべてのハングルがあなたの味方になります!

一緒に楽しく、韓国語の世界への第一歩を踏み出しましょう!

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